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2005年02月01日
映画「パッチギ」観てきた
映画公式サイト
こっちにまともな映画の感想書くのもアレですが(謎)、個人的に非常に良かったので少し書いときます。
このサイトで内容を語るのはちょっと違う気がするので、映画を見る前に知ってるといいかも知れないトリビアを少し。
・タイトルの「パッチギ」はいわゆる「ぱちき」の語源ということらしいです。元々は頭突き・突破するという意味だそうです。
・そして「イムジン河」という曲について。歌詞としては南北の間に流れるイムジン河に分断の思いを歌った曲で、元々朝鮮で歌われていた曲らしいのですが、子供の頃にこの曲と出会った松山猛氏が訳詞をつけ、1968年に氏と親交のあったフォーククルセダーズがレコード化することになります。しかし朝鮮民謡として作者不明とされていたために朝鮮側から作者と国名を明記するよう要請を受けたものの、当時正式国家として表記するのは政治問題に発展する可能性があったため、お蔵入りになってしまったようです。歌自体は放送にのらない場面では様々な歌手によって歌われてきたそうですが、2000年に入って南北首脳会談などで再びこの曲が注目されるようになり、2002年には松山猛氏がこの曲に関する自伝「少年Mのイムジン河」を出版、フォーククルセダーズの大ファンだったアルフィーの坂崎幸之助もラジオで特集を組むなど、次第に放送されるようになったようです。私も曲自体をはじめて聴いたのは多分この頃だったと思います。そして松山氏の著書がきっかけとなって映画が作られる事になったそうです。
フォーククルセダーズの「悲しくてやりきれない」という曲は結構有名だと思われますが、実はこの曲、「イムジン河」がお蔵入りになったときに困った加藤和彦が、イムジン河を逆再生して作った曲なのだそうです。「悲しくてやりきれない」は色々と複雑ないきさつを持った曲だったんですね。
一応映画自体のことも少し書いときますか。以下少しネタバレのため一部反転:
映画のほうは高校生の日常視点となっていて、出てくる人物もどっちが正しいということはなく、誰もがいい面もあれば悪い面もある、どこか憎めない人間くさい人ばかり。無理に線を引くことのアホらしさ。ラスト付近は物語としては無難な筋になっているが、無理に意外な結末を用意する必要もないでしょう。吉本・関西風味の演出が効果的。台詞も良く考えられているなと思います。痛そうなシーンが苦手な人はすこし我慢しなくてはならないかもしれないが、個人的には傑作だと思いました。
投稿者 jyadoo : 2005年02月01日 08:53
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