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2005年07月10日
とんぼを見かけるようになって安心すること

近所で赤トンボっぽい群れを見かけました。FinePix50iではこの程度の写真が限度ですが(^^;
昔は赤トンボの大群が見られたりしたものですが。この辺りも田舎とはいえ住宅地化が進んだためか、この数年あまりトンボを見かけませんでした。
トンボの生態には水場が必要です。知多半島は水田もまだまだ多いですし、昔からの「ため池」も多いものの、住宅地化で埋めたり、近所の池などはブラックバスなどの外来種が増えすぎたため、一度水抜きをしたりして、明らかに生態系が変わったなと感じたこともありました。
ところで最近、冬でも蚊に刺されたりしませんか?たたいてみるとヤブ蚊(シマカ)ではなく、赤茶色いイエカだったりしませんか?どうもこの蚊の正体はチカイエカというものらしく、寒さにも殺虫剤にも強く、また一度目の産卵は吸血しなくてもできるという、やっかいな蚊のようです。下水などで繁殖するらしく、都市化が進むにつれて生息域を広げているようです。
このあたりでも数年前ほどからチカイエカらしい蚊が急激に増え、今では逆にヤブ蚊を見かけることがほとんどなくなりました。
そこでトンボに話が戻るんですが、トンボの幼生「ヤゴ」は蚊の幼虫「ボウフラ」などを、トンボになってからは蚊などの羽虫を食べる蚊の天敵です。トンボが減ったこととチカイエカが増えたことに直接の因果関係はないのかもしれませんが、近所の池の水抜きで明らかにトンボなどの数が減ったり、その後チカイエカが増えたりしていたのは確かだと思います。下水という環境でヤゴが生活できるかは疑問なので、ボウフラ駆除には期待できないかもしれませんが、成虫を少しでも捕食してくれればありがたいものです。
久しぶりにトンボの群れを見かけて、生態系が戻りつつあるのを実感して少し安心しました。トンボが生息できる環境があるという事自体にも安心感がありますし、これから少しずつでも増えていって欲しいものです。
ネットで改めてトンボの生態を調べてみると、一般的なトンボは意外と環境への適応能力が高いようです。さすが人類が現れるずっと以前から地球上にいただけのことはあります(^^;厳しい冬や雨季という季節を卵やヤゴという形態を上手に使い分けて成長し、時には温度の上昇に合わせて成長を早めることすらできるようです。
最近は学校のプールでヤゴが成長するケースも多いようです。ただし壁が垂直なために羽化に失敗しやすかったり、羽化前に清掃されたりすることも多いそうですが。都市化・住宅地化が進む中では、学校のビオトープのようなものでも、結構重要な役割を果たすのかもしれませんね。
参考サイト様
・神戸のトンボ Odonata of Kobe. トンボの生態について詳しく載ってます。
・田中 博の「トンボと花のギャラリー」 トンボ写真が綺麗です。
投稿者 jyadoo : 2005年07月10日 23:25
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