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2005年09月06日

フタコイオルタナティブのゲーム版のタイトルと主題歌がパクリという件について(今更)

パクリとオマージュという話が出たところで、タイミング逃して埋もれてたテキストを掲載してみる。(元記事は4/28作成)
元々はこちらの記事に関して書こうと思ってたもの。
忍之閻魔帳:パクるならもう少し頭を使ってパクれ

擁護とか反論ではないけど、最近の大量生産アニメのサブタイトルに慣れると、「そんなもんなんだ、ふーん」程度にしか思わなくなるというか。パクリと言うよりはパロディ半分、安易さ半分みたいな。殆どが映画・ドラマ・音楽・時には漫画のタイトルあたりから持ってきてますよねえ、検証のために全部挙げたらきりないくらい。関連サブタイでシリーズ化しちゃったりしてますし(^^;制作側がサブタイ決めるの面倒で、内容から知ってる映画などを思い出し、ちょっと手を加えて「これでいいかな」という姿が眼に浮かぶようです。パロディにすら気がつかない人が実は多いんじゃないのかなあ、とも思ってますが。

個人的にはパクリというのは安易なコピペであってパクる側が関連性を否定するもの、パロディは関連性を積極的に認めるもの、オマージュは敬愛表現、今風に言うならリスペクトであって、根本的な姿勢としてパロディが部分部分での表現だったりする場合もあるのに対し、オマージュは丸々一つの作品としての表現であったりその一つの作品の中で複数の作品・作家へのオマージュが見られる場合もあるという違いがあると思ってますが、今回のゲームタイトル「恋と少女とマシンガン」はパロディじゃないのかなあ・・・だから関連性を指摘したところであまり意味はなさそうな気がします、というのはタイトル「だけ」に限った場合の話。

問題の主題歌は聞いてないのでなんとも言えませんね。店頭かCMで確認できるだろうか・・・。フリッパーズギターは解散前の大昔は聞いてましたが。そこまで言うほどだとしたら、きっと微妙な出来なんだろうなあ、パロディとしても。そもそもフリッパーズ自体(というか当時渋谷系と勝手に言われてたピチカート・ファイブあたりも)フレンチ・ポップスとか、音楽じゃないけどフィルム・ノワール〜ヌーベルバーグあたりへの「パロディ」「オマージュ」があったように思いますけどね。

関連:本歌取りと盗作は地続きだが遠い:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト)


以上発掘分。
この後CMや店頭でちらっとこの曲を耳にすることがありましたが、特に似ているとは思えませんでした。
頭からちゃんと聞かないとわからないのかな?
パクリはイクナイとして、パロディやオマージュは・・・例えばエヴァからそれを取ったら、ほとんど何も残らない気がします。一部の映像作品はそれを前提に作られて、作品として成り立っているものもあるんじゃないかと。

投稿者 jyadoo : 2005年09月06日 01:44

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コメント

フリッパーズギターのパクリはともかく、『破線のマリス』とかいう小説のタイトル検索してみたら野沢尚の作品だったんでどうでもいいって気がするな。
野沢尚は北野武監督デビュー作『その男、凶暴につき』(1989)の脚本を書いたが、たけしに大幅改変されてしまったことについて非常に腹を立てていたが、雑誌でその元シナリオを読んだがかなりつまらなかった。それを傑作に仕上げてくれたんだから感謝こそすれ怒れる立場じゃないんだがね。
しかもタイトルの『その男、凶暴につき』ってのをもしも野沢が決めたのなら、「おいおい、それはパクリだろ」ってことになる。
ジェームズ・ハドリー・チェイスという海外の作家が書いたレプスキーシリーズの『その男凶暴につき』という作品が日本でも1972年に出版されているんだよね。パクリじゃん、パクリじゃん。
ちなみに『レプスキー絶体絶命/その男凶暴につき』(1989)として映画にもなっている。自分以外誰もいない空っぽの映画館で観たぞ、これ。

パクリかオマージュかで元ネタへの愛情の有無を問題にする人がいるが、私は元ネタからアイディアを得て作られた作品が「面白い」か「つまらない」かだけが問題だと思う。
つまらないオリジナルより面白いパクリを作るヤツの方がすげぇ。もちろん、面白いオリジナルを作るヤツはもっとすげぇ。
とはいえ、音楽のことは分からないが小説や映画はとっくの昔に物語のシチュエーションやパターンが出尽くしているので(なにしろ「ローマ神話の段階ですでに出尽くしている」という人もいるぐらいだ)、自分が読んできた物や観てきた物から影響を受けていない完全なオリジナルを生み出せるヤツはそれこそ「○年に一度出てくるか来ないか」という存在だろう。

と、自分が書いたエヴァンゲリオンの二次小説に映画のタイトルをパクっていることへの自己弁護をするのであった。

投稿者 東森時音 : 2005年09月10日 00:06


>つまらないオリジナルより面白いパクリを作るヤツの方がすげぇ。もちろん、面白いオリジナルを作るヤツはもっとすげぇ。
これもアリですねえ。というか結構本質突いてる気もします。
確かに今の時代では、もはや「別の作品の影響」や「似ている」事を排除するのは不可能に近いのも事実ですね。

投稿者 邪道斎 : 2005年09月12日 14:07


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